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2006-10-20

「チェコのグランドナショナル」2006。

10月8日に行われました「チェコのグランドナショナル」こと Velká pardubická は、2番人気の Decent Fellow が2着馬に6馬身の差をつけて圧勝しました。鞍上は Josef Bartoš (ヨセフ・バルトシュ)騎手で、Josef Váňa (ヨセフ・ヴァーニャ)調教師の管理馬です。ちなみに2着は Juventus 、3着は1/2馬身差で Cieszymir 。
詳しい結果などはこちらで。英語ですが。

パルドゥビツェ競馬場のサイト。
Paddock Revue - Pardubice - Popular winner and betting problem


実は勝ち馬の Decent Fellow は、じつに5度目の Velká pardubická 出走にしてやっと初勝利を挙げたお馬さんなのです。それも過去の4回の成績が

2着→3着→3着→2着

という、なんとも煮え切らないというかなんというか、そんな感じだったんです。
そういえばデルマさんの血統表のコメント(馬名横の i マークにマウスオーバーしたら出てくるモノ)にも「Always in the shadow of Registana and Maskul」なんて大きなお世話なことが書かれていたりしますし。
まあ、日本の競馬に例えれば「ナイスネイチャ、悲願の有馬記念制覇」といったところでしょうか、って古いなあこの例えも。

あと驚いたのが、2着の Juventus に乗っていたのが Josef Váňa 調教師自身であるということ。 Juventus も Josef Váňa 調教師の管理馬なので、見事な Váňa 丼でした、というわけで。これは凄すぎます……。しかも Váňa さんは53歳とのこと。そういえば日本にも53歳の現役障害騎手の方がいらっしゃいますが、日本じゃ「調教師兼騎手」はできませんからね。

それから、素晴らしい「unofficial webpage」を見つけましたので、ご紹介。

Velka Pardubicka Steeplechase

これも全部英語なんですが、 Velká pardubická の歴史や数々の記録について詳細に書かれていますので、お暇なときにでもどうぞ。読みごたえありますよ。
あと、チェコのテレビ局 ČESKÁ TELEVIZE のサイトで、レースの模様がダイジェストで見られます(3分あたりから)。なかでもスタートの場面は衝撃的です。特に馬術を知っている方なら半分笑えるのではないでしょうか。

秋の美しい空の下、木立が色を変えていく中でレースを見られるという環境は、最高でしょうね。私もいつか観に行きたいと熱望しています。

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2006-10-01

海外障害ニュース2発(かなり遅め)。

うわ、しばらく更新してない間にもう10月じゃん。
ということで今まで色々あって書くヒマがなかったニュースを2つほど。


★オーストラリア・ニュージーランドの最優秀障害馬決まる。
 オセアニアの競馬は毎年7月末日を以てシーズンを終了し、8月の初めに年度代表馬など各賞の発表があります。
 で、昨シーズン(2005/2006)の最優秀障害馬はどうなりましたかといいますと。
 
 オーストラリア:Karasi
 ニュージーランド:No Hero

 とこのようになりました。
 オーストラリアの Karasi は、もう日本でもすっかりおなじみですね。やっぱり中山グランドジャンプ連覇が大きく評価されたのでしょう。次点の Hiskens Steeplechase 勝ち馬 Personal Drum に8票差(総数70票)をつけての受賞となりました。
 #ところでこの Karasi さん、なぜかチャンピオンステイヤー部門でも2票獲得しちゃってます。さすがメルボルンカップ4着……?
 ##ネタ元は Racing Victoria のサイト。各賞の詳しい投票数などをPDFファイルで落とせます。

 そしてニュージーランドの No Hero 。昨シーズン始めの Koral Steeplechase 、 Grand National Steeplechase を連勝し、その後も安定した活躍を見せていたとのこと。
 なんだか来年中山に来そうですね。というかよくよく調べてみたら今年も登録してたのか。

 あと、ニュージーランドの最優秀障害騎手は Jonathan Riddell 騎手、オーストラリア・ヴィクトリア州の最優秀障害騎手(Tommy Corrigan Medal)は Craig Durden 騎手、とのことです。


★Registana 引退。
 「チェコのグランドナショナル」こと Velká Pardubická を2003年、2004年と連覇した名牝 Registana が、8月のレース中に故障したため現役を引退、繁殖牝馬となるそうです。
 思えば、私がチェコ競馬(というかチェコという国そのもの)に入れ込むきっかけが彼女のレースだったんです。あのタフなコースで牝馬が2連覇するなんて、と驚嘆したものです。
 その後、英国に遠征したもののコース間違っちゃったりとか、昨年も Velká Pardubická に出走したものの着外だったりとかいろいろありましたが、今年も順調に調整されてきて、大一番に的を絞っていた模様です。
 しかしこんなことになるとは……。今後は、いい仔を出して欲しいものです。できれば Velká Pardubická 親子制覇、なんて夢もいいねぇ、と。
 #ネタ元はチェコの競馬情報サイト、 Paddock Revue の記事です(英語ですのでご心配なく)。


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ああ、もう今年の Velká Pardubická の出馬表が出てるんだ。そんな季節なんだなあ。

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