こんな調教方法もアリですか!
たまにはオセアニアの平地競走のお話ってことで。
今オーストラリアの競馬関係のサイトはほとんどメルボルンカップ一色の状態です。
#ちなみに今年は11月2日ですね。
新聞社のサイトは有力馬の調教師の談話やら、お手馬が重なった騎手がさてどっちを選ぶんだといった話題で埋め尽くされているのですが、そんななかこんなネタが。
有力馬の一頭と目されているRoman Archという馬が、こんな方法で調教をつけられているんだそうです。
The Ageのメルボルンカップ特集の記事より。写真にご注目を。
車と併走っすか! しかも運転してる調教師が引き綱持ってるし!
それに驚くのが、この調教中に馬が怪我をしたことは一度もないということ。調教師が腕をひねられたりしたことはあったそうですが。なんでも、このRoman Archという馬は新しいことを覚えるのが早いうえに賢くて、調教中も車の動きをよく見ているので、例えば車がよろけて彼にぶつかりそうになっても、避け方を知っているので事故は起こらないんだとか。
ちなみに、最初は時速40kmで車と併走して、体が温まってきたら馬が車を引っ張る形になるんだそうです。
で、なぜこんな方法で調教をつけられているのかというと、じつはこのMick Whittle調教師は24年前に事故で骨盤を骨折したときに歩くことが出来なくなったのだそうで、そのときにこの方法を思いついたとのこと。当初はそれしか方法がなくて始めたこの調教でしたが、続けていくうちにいくつかの利点に気付いたんだとか。たとえば調教中も至近距離で馬の状態を見られることや、人間が騎乗しない状態にもかかわらず、人間とのコンタクトを保ちながら速いペースで走るのが可能なため、馬の足元への負担を減らせることなど。一見奇妙な光景に見えるこの調教風景も、こんなに良い効果のあるものなんですね。
しかし、この方法もやたら土地の広いオーストラリアだから出来ることなのかもしれませんね。日本ではさすがにここまで出来ないかも……。
| 固定リンク


コメント