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2004-07-31

Hiskens Steeplechase

31日、オーストラリアの主要障害競走の今シーズン最終戦となるHiskens Steeplechaseが、メルボルンのムーニーヴァレー競馬場で行われます。
主な出走馬と騎手について簡単かつマニアックに解説してみますと……。

Karasi/Brett Scott
 6月のAustralian Hurdleと今月17日のSouth Australian Grand National Hurdleの勝ち馬。
 今までハードル戦(大ざっぱに言えば低めの障害のレース)で実績を上げてきた馬だが、
 スティープルチェイス戦(こちらは大きな障害を飛ぶ方のレース)は初めての模様。そのあたりがどうか。
 鞍上のScott騎手は、2001-2002年とHiskensを2連覇したセントスティーヴンの主戦でもある。

Misty Weather/Adam Trinder
 昨年のHiskensの勝ち馬。2着馬になんと25馬身の差をつけての衝撃的な圧勝だった。
 その勢いを買われて(なのか?)招待された中山グランドジャンプでは競走中止に終わったが、馬体に故障などはなかった。
 帰国後は地元タスマニアで順調に平地戦を使われていた。
 今回、久々の障害戦となるが、昨年の勢いが戻っていれば連覇の可能性も充分といえる。
 鞍上のTrinder騎手は、当馬を管理するMichael Trinder調教師の子息で、今シーズンは飛躍的に勝ち鞍を伸ばした。

Team Heritage/Andrea Leek
 今月4日のGrand National Hurdleの勝ち馬。なんと4歳、しかも今年6月に障害デビューしたばかりとか。
 #実はたった今、当馬がまだ4歳であることを知りました。ひえー。
 若さはたしかに魅力といえるが、障害戦は経験も重要。今まで以上に屈強なベテラン馬に対抗できるか?
 鞍上のLeek騎手は、当馬を管理するJohn Leek調教師の妻で、おそらくオーストラリアでただ一人の女性の障害騎手。ちなみに昨年までは旧姓のBeveridgeを名乗っていた。
 今シーズン初めにいきなり主要競走を2連勝し(Von Doussa Steeplechase, Great Eastern Steeplechase)、かなりの注目を集めた。

Black Anthem/Craig Durden
 今月10日のGrand National Steeplechaseの2着馬。でもさすがに実績不足かな……。
 鞍上のDurden騎手は、当馬を管理するKathryn Durden調教師の夫。ここ数年、オーストラリアの障害リーディング争いには必ず加わっている名手である。

……なんだか「騎手と調教師の関係」ネタだらけになってしまいました。しかも有力馬にこんな傾向というのも、偶然とはいえ凄すぎるような。

そんなわけで、今年も中山行き決定戦となりそうな予感がするこのレース、結果が楽しみです。
#02-03年のセントスティーヴン、今年のミスティーウェザー、加えてGJ出走はならなかったけどマールボロにパレスシンフォニー、さらにニュージーランド代表だけどメイビーラフ。みんなHiskens勝ってます。

おまけトリビア。
このHiskens Steeplechaseのレース名は、ムーニーヴァレー競馬場の3代目場長のArthur Vaughan Hiskens氏の名前が由来となっているのだとか。
それでA.V. Hiskensと呼ばれることもあるんだそうです。
現在、実際のレース名にはスポンサーの名前がついているので、厳密には「Dominant Hiskens Steeplechase」なんです。

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