うわ、しばらく更新してない間にもう10月じゃん。
ということで今まで色々あって書くヒマがなかったニュースを2つほど。
★オーストラリア・ニュージーランドの最優秀障害馬決まる。
オセアニアの競馬は毎年7月末日を以てシーズンを終了し、8月の初めに年度代表馬など各賞の発表があります。
で、昨シーズン(2005/2006)の最優秀障害馬はどうなりましたかといいますと。
オーストラリア:Karasi
ニュージーランド:No Hero
とこのようになりました。
オーストラリアの Karasi は、もう日本でもすっかりおなじみですね。やっぱり中山グランドジャンプ連覇が大きく評価されたのでしょう。次点の Hiskens Steeplechase 勝ち馬 Personal Drum に8票差(総数70票)をつけての受賞となりました。
#ところでこの Karasi さん、なぜかチャンピオンステイヤー部門でも2票獲得しちゃってます。さすがメルボルンカップ4着……?
##ネタ元は Racing Victoria のサイト。各賞の詳しい投票数などをPDFファイルで落とせます。
そしてニュージーランドの No Hero 。昨シーズン始めの Koral Steeplechase 、 Grand National Steeplechase を連勝し、その後も安定した活躍を見せていたとのこと。
なんだか来年中山に来そうですね。というかよくよく調べてみたら今年も登録してたのか。
あと、ニュージーランドの最優秀障害騎手は Jonathan Riddell 騎手、オーストラリア・ヴィクトリア州の最優秀障害騎手(Tommy Corrigan Medal)は Craig Durden 騎手、とのことです。
★Registana 引退。
「チェコのグランドナショナル」こと Velká Pardubická を2003年、2004年と連覇した名牝 Registana が、8月のレース中に故障したため現役を引退、繁殖牝馬となるそうです。
思えば、私がチェコ競馬(というかチェコという国そのもの)に入れ込むきっかけが彼女のレースだったんです。あのタフなコースで牝馬が2連覇するなんて、と驚嘆したものです。
その後、英国に遠征したもののコース間違っちゃったりとか、昨年も Velká Pardubická に出走したものの着外だったりとかいろいろありましたが、今年も順調に調整されてきて、大一番に的を絞っていた模様です。
しかしこんなことになるとは……。今後は、いい仔を出して欲しいものです。できれば Velká Pardubická 親子制覇、なんて夢もいいねぇ、と。
#ネタ元はチェコの競馬情報サイト、 Paddock Revue の記事です(英語ですのでご心配なく)。
-------------
ああ、もう今年の Velká Pardubická の出馬表が出てるんだ。そんな季節なんだなあ。